【ヨナヨナエール!】人気のクラフトビールを飲みらべてみた!

 

こんにちはー!Romaです。

 

今回はワインから少し離れ、人気のクラフトビール「ヤッホーブルーイング」を飲み比べてみました。

 

 

ラー様
ラー様

ヤッホーブルーイングは、軽井沢にある小規模なビール工房だよ。

 

Roma
Roma

ローソンと提携しているので頻繁に見かけますし、

可愛らしいラベルに惹かれて飲まれた事のある方も多いんじゃないでしょうか?

 

 

 

こんな方に読んで頂きたい

・ビール大好きだけど種類とかあんまり気にした事がない!

・クラフトビール?聞いた事はあるけどよく分からない!

 

 

クラフトビールとは、小規模生産者が醸造所が作る、多様で個性的なビールの事。

また、ビールは醸造方法の違いから、「エール」と「ラガー」の2種類に大きく分ける事ができます。

 

日本人に馴染みがあるのは後者の「ラガー」ビール。

原料となるものは、ホップ、麦芽、水の3種類で、「上面発酵酵母」という酵母菌を使い、5℃の低温でアルコール発酵を促します。

すっきりとした飲みやすい喉越しが特徴で、日本で売られているほとんどのビールがこちらになります。

 

一方「エール」ビールとは何か。

原材料は、ラガーと同じく、ホップ、麦芽、水を使用するのですが、こちらは「下面発酵酵母」という酵母菌を使用し、20℃の高温で醸造されます。

味わいの特徴は、フルーティーで豊かな香りと深いコクが魅力的で、温度帯によっての香りや味わいの変化にも富んでいます。

 

 

バッカス様
バッカス様

エールビールはワインに通ずるところもあるの〜!

 

 

ヤッホーブルーイングで作られるビールは全て「エール」に部類します。

今回は、ヤッホーブルーイングの主力製品を中心に、5種のクラフトビールを飲み比べてみました。

 

では早速行ってみましょう!

 

 

◎水曜日のネコ🐱

 

可愛すぎで専用グラスも買っちゃいました。笑

 

【Let’s テイスティング!】

香りの第一印象はグレープフルーツの皮。和食で言うとお吸い物のような派手さの無い穏やかな香り。

味わいはややクリーミーで、良く言えばみずみずしいがやや単調で余韻は短い。非常に飲みやすい。

温度が上がるとベリーや白桃、ってか白ワインみたいになります。ヴィオニエのような。

あくまで香りだけで、味わいの変化はあまりみられません。

香りは温度が少し上がった12度程度が好みですが、味わいとのバランスを考えるとメーカー推奨の通り、10度以下くらいがベストでしょう。

 

良く冷やして食前酒に。またはシャンパーニュのような感覚で、バケットにオシェトラキャビアを載せて、グリッシーニとプロシュートなど、意外と万能型かも。

 

 

◎よなよなエール

 

こちらの会社のフラグシップ。

初めての方はまずはこちらを飲んでね、という商品だと勝手に思ってます^^

 

【Let’s テイスティング!】

グレープフルーツの果肉のような厚み、膨らみのある。その他にも、青リンゴ。梨。

温度が上がれば若々しいカシスの実。山椒のような和のスパイス。ちりめん山椒が近い。

味わいには力強さも感じ、これぞペールエールを飲んでるって感じ。

穏やかな苦味に続き、適度なボリューム感、山椒の実を噛んだ時のようなやや痺れも感じる。余韻はやや長め。

 

合わせたい料理は、焼き物の白身魚。

照り焼きではなく、皮目を香ばしく炙り、あくまでシンプルに。クリーミーな泡が包んでくれる。

アクアパッツァのような洋の魚料理にも合う。

ニンニクを利かせたアヒージョや、魚介類を使ったオイルベースパスタも良い。柑橘のニュアンスがアクセントになり、料理もビールも進む事間違い無し!

 

ってか人気なだけあってかなり美味しいです!!

 

 

◎インドの青鬼

 

こちらも専用グラスをゲット!笑

 

【Let’s テイスティング!】

ライム、ピンクグレープフルーツが香りの主体に、+パイナップル、パッションフルーツの完熟さもある。

苦味、酸味、甘味、フルーティーさのトータルバランスにボリュームがある。余韻は長め。

 

深みとコクのある料理、肉じゃがなどの煮込み料理や、ボロネーゼやカルボナーラなんかのコクのあるパスタに、ヘーゼルナッツや胡桃を入れて、苦味のアクセントを調和させるのも面白いかも。

お好み焼き、たこ焼きなどのソース系もビールが進みそう。

バランス感が素晴らしく、めちゃ旨です!

 

 

◎東京ブラック

 

エールビールの中でも「ポーター」と呼ばれる部類に入る黒ビールの一種。

当たり前ですが、今までのご紹介した3つとはビールと全然スタイルが違います。

 

【Let’s テイスティング!】

ビール越しに奥の景色を映さないほどの濃いブラック。

若干ブラウンがかった、と言うよりやや焦げ茶色も入っている。

香りは、黒糖や昔懐かしのふ菓子。コーヒー、ビターチョコのようないかにも黒い香り。笑

味わいは、クリーミーで綺麗な泡が球体を型取り、深いコクへと誘う。

心地よい苦味が後から波が形成されるように現れ、チョコレートのような鉄分を感じる大人の味わい。

 

味わい自体は全く違うが、余韻をワインで例えると「ジュヴレ・シャンベルタン 」笑

もっと言うと、新鮮な赤身肉のような鉄分です。

温度は少し高め。香りの深みをゆっくりと愉しむため12度くらいで如何でしょう。

 

煎した麦芽由来のコーヒーやココアのようなロースト香に合わせて薫製料理は最高でしょう!

また、肉料理全般との相性が良いと思いますが、個人的にはTボーンステーキが食べたくなります。

 

いやー完全に私のようなおっさんは好きな味ですね!笑

ギネスビールが好きで他の手を出されたことの無い方は是非!

 

 

◎クラフトザウルス

 

 

なかなか見かけないこちらのビール。

公式ページによると、軽井沢周辺のスーパーやコンビニにしか置いていないそうです。

 

【Let’s テイスティング!】

グレープフルーツの風味、青リンゴ、梨。コメント書いててヨナヨナに近いっすね。

違いはこちらの方がミネラルのような芯の通った硬さを感じます。

あと、温度が上がったら餅米や醤油のような香りが立ち、お煎餅に一味を使った草加煎餅を思い浮かべます。

味わいは搾りたてのグレープフルーツの果肉と果汁が相まった中に、黒七味のような引き締まった和スパイス。

 

料理はそうですねー。どちらかと言うと和食寄りでしょうか。

ブリの照り焼きなどの煮付けが良いと思います。肉じゃがなんかも合うかと。

下の方に思っきし「ペールエール」と書いてあるのを見ずに飲んだのですが、味わいと恐竜の絵とのギャップが有り過ぎてビビります。笑

 

調べると、ザウルスシリーズの黒ビールなんかもあるみたいですね。そちらの方がシックリきそうです。

 

 

◎おまけ 僕ビール君ビール

 

はい。ローソンとの提携商品です。

ふらっと入ったコンビニで見つけましたので、今回おまけとして登場させました。

 

 

【Let’s テイスティング!】

マスカットや柑橘の香りに強いバジル香。ミントの香りもあります。

ワインで言うとThe ソーヴィニヨンブラン。笑

軽快な口当たりに控えめな苦味。口に含んでから舌を転がすと、ハーブ香がグングン広がります。

いやー、全くスタイルが異なっていて面白いですね。

料理は魚の香草焼き最高でしょう。バジルのニュアンスに合わせて、ピッツァマルゲリータやトマトバジルパスタはお酒が美味しくなること間違い無し!

 

 

◎まとめ

 

ビアスタイル ざっくり特徴
水曜日のネコ ホワイトエール 軽快ですっきりとした飲み口
よなよなエール アメリカンペールエール コクがありスパイシー
インドの青鬼 アメリカンIPA バランスが良くふくよかな味わい
東京ブラック ロブストポーター ビターな大人の味わい
クラフトザウルス アメリカンペールエール 軽快だが一本芯の通った味わい
僕ビール君ビール セゾン ハーブ香満載の爽やかな味わい

 

はい、如何でしたでしょうか?

 

 

 

Roma
Roma

今回は人気のクラフトビール「ヤッホーブルーイング」

についてご紹介をさせて頂きました。

 

公式ページで紹介されている味わいの表現やお勧めペアリング料理とは違ったものもあったかと思いますが、あくまでビールテイスターとしては素人消費者目線でのコメントとなりますのでご了承下さいm(_ _)m

 

しかし、どのビールも予想以上に美味しかったです!

缶ビールで気軽にこのクラスを楽しめるとは、お酒好きとしては本当に良い時代になったものですね^^

 

個人的な好みとしては、「インドの青鬼」でしょうか。

ずっとビールで通すなら「よなよなエール」が最強に思えますが、温度帯を変えても揺るがない、と言うかまた違った顔を見せる青鬼のバランス感は本当に素晴らしかったです!

 

また、どのビールも個性に富んでいますので、料理によって変えるのもまた新しい楽しみ方だと思います。

 

ネコ → 僕ビール → よなよな → 青鬼 → ブラック

などの順で楽しむと、コース料理とのペアリングだって可能だと思います。

 

 

ご自宅で愉しまれる際は、温度調整はビールの気軽さを損なうのである程度適当であったとしても、最低限グラスに移して召し上がる事は強くお勧めします。

香りの立ち方、立体感が全然違いますので、きっと普段とは違うビールの価値を見出して頂けると思います。

 

是非皆様も、これからの暑い季節、秋の夜長に「じっくりと向き合うビール」をお愉しみ下さい。

 

 

Roma
Roma

では皆様、引き続き良いワインライフを!

今日もどこかでサルーテ🍷

 

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この記事を書いた人

こんにちはー!RomaとMilanoです🐱

「ワインと料理をもっと自由に、もっと愉しく」をテーマに、時には感動を産むことさえあるワインと料理の世界を分かりやすくご紹介いたします!

良き料理、良きワインがあれば、この世は天国!!  byアンリ4世🤯

皆様の人生に更なる彩りを🍷✨

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