こんにちは!!Romaです🍷
前回に引き続き、ワイン好きなら絶対に抑えておくべき生産者を紹介します❗️
第2回目は、先日テイスティングを行った生産者「Fontodi(フォントディ)」さんをご紹介 😄
グレートワイン「フラッチャネッロ」を生み出す生産者はどのようなワイナリーなのでしょうか❓
では早速参りましょう🍷
1968年、イタリア、トスカーナ州、パンツァーノの街での物語📖
創業者はドミジアーノさんとディノさんご兄弟👨👱♂️
二人が生まれたマネッティ家は、何世紀にも渡り、この地にゆかりのあるテラコッタ(素焼き製品)作りに携わってきました🏺❗️
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
↑テラコッタの彫刻
1968年、マネッティ兄弟は、パンツァーノの地でワイン用葡萄畑の購入を決め、荒れ果てた89ヘクタールの土地を手に入れます❗️
この時代は、大量生産される質の悪いワインが公然と出回っていました😢
質よりも量を重視し、機械収穫しやすいように水はけの悪い平らな土地に沢山の葡萄を植えている農家も多くありました。
しかし、マネッティ兄弟は、手に入れた荒れた葡萄畑に多額の資金を当てて樹を入れ替え、近代的な設備を導入し、改革を進めて行きます💪✨
トスカーナのワイン全体が生まれ変わろうとしていた変貌の時代。
兄弟が試行錯誤を繰り返して生み出した「フラッチャネッロ」は、ついに国際市場で大好評を博し、大成功を納めました。
現在は初代オーナーの親族で従兄弟同士のマルコさんとジョヴァンニさんが共同運営をしています。
ジョヴァンニ・マネッティさん(上の写真)は現在キャンティ・クラシコ協会の会長に就任されており、いわばトスカーナワインの顔なのです🍷
キャンティ・クラシコ地区は、フィレンツェとシエナの町に挟まれた一帯にありますが、フォントディはその中心部、パンツァーノの街の少し南にあります💡
130ヘクタールの土地のうち、約70ヘクタールに葡萄の木が植えられています。オーガニック製法にもこだわり、化学製品を使わないだけでなく、環境を尊重し、葡萄内部の力を最大限に引き出せるよう努力しています❗️
代表作「フラッチャネッロ」は、標高450メートルから500メートルにある南西の斜面、石灰・年度・片岩質(へいがんしつ)の土壌から生まれます🍷
栽培葡萄品種は、
白はソーヴィニヨンブラン、トレビアーノ、マルヴァジア、
赤は、サンジョヴェーゼ、シラー、ピノノワールが栽培されています🍇
当主のジョヴァンニ・マネッティさんは、特にサンジョヴェーゼに情熱をかけており、「サンジョベーゼはトスカーナでしか成功しない、サンジョヴェーゼを信じ、育てるのが我々の義務」と信念を燃やしています💪✨
醸造はMr.サンジョヴェーゼことフランコ・ベルナベイさんが担当👨
最良の区画で作られる「フラッチャネッロ」は、手積み収穫後はステンレスタンクで3週間の発酵。マロラクティック発酵には樽を使用します。新樽率80%以上、バリック(小樽)で18ヶ月熟成後、さらに大樽に移して6ヶ月熟成が行われます🍷
ワインは白ワインと甘口ワインを1種類ずつ、赤ワインを5種類作っていますが、真髄はなんといってもサンジョヴェーゼを使った赤ワインでしょう✨
キャンティ・クラシコのトップカテゴリー、グランセレツィオーネに指定されている「ヴィーニャ・デルソルボ」も素晴らしいワインですが、フォントディを一躍有名にした「フラッチャネッロ」は2016年ヴィンテージで初のワインアドヴォケイト100点を獲得しており、今もなお進化を続けているワイナリーです🍇✨
はい、いかがでしたでしょうか🤗
今回は、抑えておくべき生産者、イタリア、トスカーナ州の「フォントディ」さんをご紹介いたしました🇮🇹
最後に補足も踏まえて今回の内容をまとめさせて頂きます👍
◎フォントディ
・創業者はドミジアーノ・マネッティさんとディノ・マネッティさんご兄弟
・1968年、イタリア、トスカーナ州、パンツァーノの街近くにワイナリーを創業
・代表作フラッチャネッロは1981年が最初のヴィンテージ、2016年アドヴォケイトで100点獲得
・現在はマネッティ家に所縁のあるテラコッタを使用してのワイン作りも行っている
では引き続き良いワインライフをお送り下さい👍
今日も何処かでサルーテ〜🍷✨
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